ダールの絶筆作品
- Roald Dahl, Quentin Blake
- Esio Trot (4,225語)
図書館で借りたダールの1冊。
リタイア生活を送る独身男Mr.Hoppyと階下に住む女性のラブコメディ。
Mr.HoppyさんがいかにしてMrs.Silverさんを射止めるか。
思わずほのぼのと笑ってしまうMr.Hoppyさんの作戦にニヤリ。
でも、子供は登場せずブラックな要素はなくハッピーエンディングで終わるという、今まで読んできたダールの児童書にはなかったパターン。
私が借りた本にはなぜか日本語のはしがきが載っており、そこには74歳で1990年に亡くなったダールの絶筆作品であると紹介されてました。
・・・そう思うとなぜか、納得。
読みやすく、おすすめの1冊です。
生徒vs先生
- Andrew Clements, Brian Selznick
- Frindle (約15,000語)
昨夜、記事をUPしたはずなのに・・・されてませんでした(悲)
アメーバブログも私の体調も最悪です。
・・・気を取り直して、昨日読み終えたのは、ビッグファットキャットでお勧めされてたので買った1冊「Frindle」。
ヤンチャなアイデア少年ニックは、辞書を愛するミセス・グレンジャー先生の授業をきっかけにビッグ・アイデアを思いつく。
ペンをpenではなく、自身が創造した言葉Frindleと呼び定着させる。
一方、ミセス・グレンジャー先生はFrindleを禁止し、使った生徒には居残りの書き取りを命じる。
・・・教室、学年、学校へと広がり、やがて地元の新聞に取り上げられTV局もやってくる。
そして、生徒と先生の2人の対決は10年後、・・・思わずホロリとくるようなエンディングを迎える。
SSSの書評でも、泣けるとの言葉もあり期待して読んだのですが、正直言って私はホロリと来ませんでした。学校ものとしては、確かに子供にもお勧めの1冊なのですが、話が出来すぎという感がして・・・。
どうも、最近ダールのような刺激的な本ばかり読んでるので、こういうイイお話の本に素直に反応できなくなってるの・・・かな?それとも年のせいなのか?
前半はちょっとスローテンポで読み進まなかったのですが、知らない単語もあまりなく後半は一気に読めました。
ところで先日の日曜は久々のプール。(2km/トータル6Km)
暑くなるとともに、徐々にプールも混んできました。
ダールのパターン
- 著者: Roald Dahl, Quentin Blake
- タイトル: George`s Marvelous Medicine (11,610語)
図書館で借りたダールの本。
意地悪な祖母と孫の少年ジョージのお話し。祖母のあまりな悪態ぶりにジョージは祖母の飲む薬を自分で調合して飲ますことを思いつく。・・・シャンプー、歯磨き粉、家畜用の薬、ガソリン、ペンキ、・・・等々、目に付く物を片っ端から調合し、祖母に飲ますと・・・祖母はどんどん巨大化。家畜に飲ましても巨大化。
それを見たジョージの父はこの薬で金持ちになれると、もう一度同じ薬を作れとジョージに・・・・。
最初は、ダール特有の意地悪わがまま婆さんとそれに対抗する孫の姿に、児童書にこんな話しあり?
と疑問を抱きつつ読んだが、薬を飲んで巨大化するあたりから、面白くなり引き込まれる。
ダールらしい奇想天外なストーリーはアニメを見てるような感覚に近いかも。
でも、ジョージが何回も薬を作り直し、最後にお婆さんが・・・・・という設定は、どこかで見た気が・・・。
確かCharlie and the Great Glass Elevator に似た設定(ワンカの薬)があったような。
図書館活用法
図書館はよく利用しています。
本を捨てることに抵抗があるので、借りて読める本は借り、図書館にない本や持っておきたい本だけを買うというのが今までのスタイルでした。
独身時代は、図書館が近いことが家探しの条件でした。(^-^)
でも多読を始めてからは、洋書は買うケースが多いです。
会社のそばの図書館や、自宅からクルマで行ける範囲の4つの図書館を利用してますが、残念ながら洋書はあまり充実してないです。絵本やペーパーバックはあっても、今、私が読みたいレベルの手頃な児童書がほとんどないです。
都内で洋書が充実した図書館、どこか知りませんか?
ハリポタ第2巻、読了!
- 著者: J.K. Rowling
- タイトル: Harry Potter and the Chamber of Secrets (UK) (Paper) (2) (約85,000語)
ようやくハリポタ第2巻、読了しました。フィィ~、長かった~。
確か5月半ばからなので1ヶ月半もかかってます。
でもやっぱり面白いですね。設定もキャラクラーもホントよく出来てます!
我が家の娘の本棚に1巻から5巻(不死鳥の騎士団)まで日本語版がすべてあるのですが、
私が読んでるのは1~3巻(アズバガンの囚人)までで、4巻以降は上下巻の長さに圧倒され未読です。
英語版1巻、3巻はいつか読むとしても、4巻以降はTA1 さんじゃないけど、さすがに通勤電車の中では持てそうにない厚さなので・・・・機会があれば・・・。(^-^;)
さて、今回のハリポタ第2巻の読み方ですが、私にとってはかなりのキリン読みなので、日本語版と併読という、変則スタイルをとりました。電車で読んだ部分を家に帰って日本語版でストーリーを後追い、確認したり、その逆に、前夜家で日本語版を読み進めておき、英語版を後追いで電車で読む・・・という具合です。
このズルい?方法で結構楽しく読みきれました。(^-^)
また、映画は見てないのでが、私の頭の中では、ハリーもロンも映画の映像イメージと結びついており、読みながら頭の中では映画のハリーが活躍しておりました。
UK版の表紙のハリーだとあまりにしょぼいですから・・・。(^-^)
BFCのホームページ
ハリポタは現在316P。
私の多読のきっかけとなったビッグファットキャットのホームページ をのぞいていたら、
スタッフおすすめの本を紹介しているBOOKSHELF というコーナーを発見。
今は更新されていないようですが、本選びの参考にどうぞ。
ビッグ・ファット・キャットとフォーチュン・クッキーには、児童書がたくさん紹介されてるのですが
そこで筆頭に紹介されていたCharlie and the Chocolate Factory を買ったことから多読生活が始まりました。
- 著者: 向山 貴彦, たかしま てつを
- タイトル: ビッグ・ファット・キャットとフォーチュン・クッキー
ひさびさのダール作品
- 著者: Roald Dahl, Tony Ross
- タイトル: Fantastic Mr. Fox (9145語)
ハリポタ(現在287Pあたり)の合間に、図書館で借りたダールの本を読む。(^-^)
いかにも悪そうな3人の農場主とキツネ親子の物語。
キツネ親子に大切な鶏やガチョウ、七面鳥をやられていた農場主たちは、キツネの巣穴に張り込み
彼らを殺そうと待ち構える。・・・そこから農場主と父さんキツネの知恵比べが始まる。
果たして、巣穴の中に閉じ込められた父さんキツネは、餓死寸前の家族を救えるのか・・?
まるたさん が紹介していたように、読みやすく、ダールとしては素直な展開・・・同感です!
ある程度予想通りの展開となるため、物足りない反面、読みやすいです。
ダールらしい点といえば、一見父さんキツネをヒーローに仕立てながら、ところどころに見方によったら
キツネだって泥棒だ、という別の視点がちりばめられてる点。
もちろん子供は素直に、キツネ父さんに感情移入して読むんでしょうけどね。
やはりダールはお薦めです。(^-^)
絵本にチャレンジ
- 著者: Margret Rey, H. A. Rey (約500語)
- タイトル: Pretzel
今日はほとんど読書が出来ませんでした。唯一、図書館で借りた絵本「Pretzel」のみ。
世界一、胴の長いダックスフンドの恋物語。
さすがにこの手の絵本を電車の中で読む勇気はありません。(^-^;)
中一の娘もチャレンジしましたが、彼女は途中でギブアップ。
たかが500語といってもあなどれません。
午後はプールでゆっくりクロールで2Km。(のべ4Km)
・・・水泳の記録も、ついでに付けていくことにしました。
次に読む本
今まで、一度も本屋さんの洋書コーナーに足を踏み入れたことがなかったのに、
多読を始めて以来、必ず洋書コーナーから立ち寄るようになりました。
でも、洋書が充実してる、少なくとも私が読みたいような児童書が充実してる本屋さんて、
私の生活圏にはそうありません。
先日も、会社帰りに丸善本店(丸の内オアゾ内)に立ち寄り、雫さんが紹介していたLouisSachar の本「There's a Boy in the Girls' Bathroom」を探したのですが・・・ありませんでした。
日本で最初に洋書の輸入販売を開始した「洋書の丸善」ですら、こうなんですから!!
仕方なしに、2005年度エドガー賞 児童図書賞受賞という帯に惹かれて下記の本を買っちまいました。
・・・という訳でハリポタの次はこれを読もうかと思います。相変わらずのキリンさんです。(^-^)
ちなみにハリポタはまだ247P。ようやく終盤に近づきつつあります。
- 著者: Blue Balliett, Brett Helquist
- タイトル: Chasing Vermeer